結婚式で集まるのとは違い、告別式では来てくれる年齢が故人の
年齢に比例する場合があります。また勤めていたかどうかにもよります。
今回、叔父は知的障害を持っていたため生涯独身でした。
そのため、子供は無く義弟夫婦が養子になったのですが…
話はもう約18年前にさかのぼります
亡くなった叔父と義母の母親にあたる人、義祖母が何気なく言ったんです。
「●●は(私の夫です)ワシに懐いてくれて
可愛いけー、遺産は●●にやりたいのぅ」
聞いていたのは多分私だけだと思います。
夫は近くにいたけど、娘の世話をしていたから。
その後、夫の行動が不審に思えて私が問い詰めたら
「おやじが(義父が)叔父さんの養子になれと
何度も言うけー、断っとったんよ。俺は
長男じゃけん、養子に行って苗字を変える
つもりはないと」
義父の言いそうな事だわと感じました。義母や私も
「おばあさんに遺言書を書いてもらえばいい事じゃない」と何度も
義父に言いました。でもどうしても誰かを叔父の養子に入れたい
譲りませんでした。それで第一候補が『義弟(夫の実弟)』、
第二候補が『義姉の次男(夫の実姉の次男)』と勝手に決めてしまったんです。
そしていつの間にか、義弟夫婦が養子と決まっていました
義姉は「いくら実家の事でも、自分の息子を養子には出さない」って
呆れていましたよ(;^_^A なんの話も無しですからね。
そして問題はその後です。なんと義妹には一切相談もせず
義弟が了承し義妹に「養子になってもいいと印鑑を押せ」って
義父は迫ったから仕方なく印鑑を押したと義妹は怒っていました。
義弟は義父の言いなりで「親父の好きなようにすればいい」と
いう考えなんですね。
後から私の母に聞いたら、義妹が養子になりたくないと拒否すれば
成立しない話だったというので、法律を知っていればこんな事には
ならなかったわけです。でも、断れば義父はいい気持ちはしないでしょう?
義妹が義弟と結婚を決めた理由の1つが『次男だから』というのが
あったと私に言ったんですよ。
遺言書だと、偽造だなどと親戚から言われる恐れが出てくる可能性も
あり、確実に義祖母の財産を確保するのには養子を入れるのが
一番の手だと考えたみたいです。
利点もあります夫婦養子なので、今回みたいに叔父が亡くなると
義弟だけじゃなく義妹も同じ分だけ財産がもらえるという事です。
それを義妹が知っているか?と聞かれたら私からは言いません。
そして義弟は実家の両親・義父母の財産ももらえるんです
縁が切れたわけでは無いからです。
義父母の財産は、私の夫・義姉・義弟の3人で分けるんです。
義妹はもう葬儀の喪主の妻は終わりですが、私は2人いますからね
“義父母とも長生きしてくれーー!!”