ブログネタ:子供に読ませたい絵本
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読んでない絵本の中でも『大人になっても』読んだ方がいいって
思う絵本はあると思います。
私としては、学校教科書にも採用されたことで知ったのか?と
記憶している絵本があります。それは【泣いた赤鬼】です。
- ないた赤おに (大人になっても忘れたくない いもとようこ名作絵本)/浜田 広介
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赤鬼は人間と仲良く遊びたいのに『外見で判断されて』、誰も
遊びに来てくれない。それを見かねた友達の青鬼が
「自分が人間に乱暴するから、赤鬼くんが
やっつけに来たらいいよ。人間は君が
良い鬼だと思ってくれるから」
その通りにすると、人間は赤鬼の所にやってきてくれて仲良くなれた。
しばらくして青鬼の姿を見ないと感じた赤鬼は青鬼の家に行ってみると
「赤鬼くん、人間と仲良く。僕が君と一緒にいたら悪いやつと思われる
から姿を消すよ」
と貼り紙が…。友達を失って、初めて青鬼の思いやりを知った赤鬼。
赤鬼の立場、青鬼の立場、そして人間の鬼を見る目、どの立場に
立って考える事ができるだろうか?
私自身、読んで泣いた記憶があって「友達は自分の事を思ってくれた
けど、いなくなってから大切だったと気付いた自分って奴は」と
そんな青鬼のやり方が今は正しいとは100%思いませんけど、赤鬼に
対して何とかしてあげたいとの思いだったのは間違いない。
人間の醜さも表現されているような一冊だと感じました。