銀行員、あるいは銀行を舞台にしたドラマは過去にもありました。
私は自分が数字に弱いので、本気で見た記憶はほぼ無いのですが、
何故見ようと思ったか?と聞かれたら
「愛しのミッチーこと及川光博さんが出るから」
などという不純な動機なのですしかも、主人公・半沢直樹(堺雅人)の
同期ですから、登場シーンも期待できるかなと思ってます。
そして、男たちだけではなく『妻たちの戦い』もあります。
そう…社宅を舞台にしてますから。
義弟家族2年半くらい前まで“社宅”に住んでいて、話は聞いた事があり
ドラマですから少しオーバーには描かれる部分もあるかとは思いますが
夫の上司の奥様には立て付けないなんてあるんですよね。
半沢の妻・花には上戸彩さん。
支店長夫人にプレゼントしたスカーフ「地味だったから●●さんにあげたわ」な~んて序の口。
半沢直樹は大阪西支店の融資課長。浅野支店長のごり押しで
「大口の融資先を取ってこい」の命令で、粉飾決算で見せかけ
黒字の西大阪スチールに5億円の融資をしたものの、3ヶ月後に
倒産してしまう。それを回収できなければ、子会社や関連会社に
出向。と言えば聞こえはいいが、行内では『島流し』として、二度と
銀行には帰ってこれないということになる。
現に、半沢の同期・近藤直弼(こんどう なおすけ、滝藤賢一)は以前
上司の叱責に耐えられず“急性統合失語症”となり、半年休職。
復帰してマイホームを神戸に建てたものの、出向になってしまう。
ミッチー演じる渡真利 忍(とまり しのぶ)は、冷静にアドバイスしてくれる
本店融資課におり、いち早く情報を半沢に伝えてくれるのだが、過去に
父親を亡くした原因になった“ある事件”から、理不尽な事は許せない
「やられたらやり返す、倍返しだ」
の信念を持ち、5億円の回収に西大阪スチールの東田・元社長(宇梶剛士)を追う事に。
国税局も査察に入り、東田を捕まえるのはどっち!?
原作は
- オレたちバブル入行組 (文春文庫)/池井戸 潤
- ¥690
- Amazon.co.jp
- オレたち花のバブル組 (文春文庫)/池井戸 潤
- ¥690
- Amazon.co.jp
2作品からのドラマです。堺さんの体当たりの演技とクールな及川さんの
演技、対照的なんですよね。
以前見た『メイドインジャパン』を思い出させるミッチーに、私が「カッコイイ」を連呼していると、夫は「どういうところがエエんか、わからん(?_?)」と首を傾げていました。
舞台である【東京中央銀行】は2つの銀行が合併してできたものであり
行内でも、「○○銀行出の私に…」と旧体質のまま仕事をしている事を
前提にしてあります。
銀行に勤めてる方ってすごいな~って、最初から採用試験を受けたことの
ない私。以前、『学資保険』を集金に来てくれていた郵便局員さんも
「お札を毎日扱っているので、お金としてマヒしてる」
と言われたことがあります
夫に対して「出世するとは思ってなかったけど」と言ったら、マジ切れされ
「出ていけ」と言われてしまいました
冗談なのに…。
ただ、同期や同級生で【人とつながっている事は大切で武器である】
そのために私は子どもたちを大学に行かせたつもりなんですけど、
作れてないのが現状で。大人になると難しいです。