フリーキャスターの辛坊治郎さんと盲目の男性がアメリカを目指し、大阪を
出発。太平洋の海岸沿いを北上しながら、いざ太平洋へ漕ぎ出した時
天候の変化が起き台風も接近。
そんな高い波の中、ヨットに穴が開き浸水。
SOSを発信し、救助されたのは皆さんの知っておられる事でしょう。
冒険家でもない辛坊さんが、太平洋を渡ると考えた理由を私は
知りませんけど。浸水したのに気付いたのは、盲目の男性が先?
何故ヨットに穴が開いたのか
昨夜、放送された『Mr、サンデー』では
・クジラが背中が痒い時、何でもいいから体をぶつける事がある
・浮遊物の角が当たったのではないか
などと専門家がコメントを言われていました。
実際、外国ではヨットに大きなクジラがジャンプしてぶつかった
写真が映されていました
そのヨットは幸いにもそのまま航行できたそうですが…
今朝の『とくダネ!』のコメンテーターの人によると、東日本大震災以来
海には浮遊物が増えていて、回収されないままの物が多いということでした。
その物の角が当たったのではと。
辛坊さんのヨットは、一般的な素材より1,2~2倍の強さの物を使っていた
らしいですけど、それに穴を空けるなんで驚きの強さですよね。
そこで救助してくれたのが、海上自衛隊の救護飛行艇【US-2】
世界唯一の水陸両用で、3mの波でも耐えうると言われているそうです。
最初、救助に向かった時は波が4m近くあって一時基地に戻ったが
波ができるだけ低くなった時を狙って、2回目の救助にあたったそうです。
制作の主な会社は新明和工業で、他の部分には他の会社も
制作に携わっている。
厚木基地所属の11人乗り。
辛坊さんを救助に行き帰りの燃料費だけで800万円はかかり
人件費などを含めると1千万円はかかると話されていました
山で遭難すると、捜索費用は自腹で遭難した人や家族が支払うと
聞いていましたが、今回の費用は『税金から支出』されるそうです
街ゆく人にインタビューすると
「そりゃ変でしょ自分で勝手に行ったのに」
「命は大切だから、仕方ないよね」
と意見は分かれていました。
『空飛ぶ広報室』は航空自衛隊についての話。昨日無事最終回で
知らなかった事をよくまとめられて、ハッピーエンドでしたが。
今回は海上自衛隊の活躍
US-1A改飛行艇試作2機は、『空飛ぶ』にも出てきた百里基地所属で
US-2とは色が違ってます。
海外にも輸出する話もあるそうで、辛坊さんには逆風になったでしょうが
さて、国としてはどうなることやら…