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Channel: 虹色の日記帳
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メイドインジャパン 3話完結!

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自分の勤務する会社が倒産するかもしれない…

そして、なにごともなかったかのように上層部が変わっただけだった。

その水面下で必死に守り抜いてくれた人たちがいたとしたら?


同期入社の迫田(高橋克美)を8年前に切った

矢作(やはぎ・唐沢寿明)。7年半後に迫田は中国のライシェ社に入社。

何故矢作は迫田を切ったかはてなマーク

当時のタクミ電機は経営危機にあり、開発費用が莫大にかかる

迫田のチリウム電池に経費をさくわけにはいかなかったのだ。


ライシェ社で開発したリチウム電池、発火事故が起きていたのを

趙(ちょう)社長は「製造業にはつきものだビックリマーク」と取り合わなかった。


その頃タクミ電機の再建戦略室では、ライシェ社を

『技術盗用に伴う』ことで提訴することとした、ただ1人を除いて…

前の会社が倒産したのでタクミ電機に入社した柿沼(吉岡秀隆)


「会社更生法を申請すべきです!」


*再建を目的とする倒産法の1つ。債務の弁済を企図することも多い。

雇用関係を解消することも無いが、リストラも進めなければならない。


「途中入社のキミにわかるわけがない!!」


アチャー、矢作さん言っちゃったよあせる生え抜きだけが社員じゃないんだから…

 

柿沼は“退職届”を譲原(ゆずはら)社長<及川光博>に提出したが

社長は柿沼の意見を採用することにしたアップ


と同時に迫田は日本で会見を開き、リチウム電池はライシェ社で開発

したものだビックリマークと納得させると趙社長に断言し帰国するが、発火事故の

事も発表。

ライシェ社の後に反論の会見をする予定だったタクミ電機は中止する。


タクミ電機の廃工場で、迫田と矢作はお互いの話し合いが

欠けていたことを実感するのだった。

迫田が中国で使っていたラジオはタクミ電機では配番となっていた物!!

それを廃工場で見つけ、電池があればまだ使えるひらめき電球


*売るのは営業マンだけど、修理はできない。技術を持っている者。

ラジオからタクミ電機の社歌【希望】が流れる…


迫田は中国のライシェ社から去るつもりで工場で頭を下げる。

しかし矢作が言い訳をしない迫田に代わって、いかに部下を大切に

していたか!いかに電池を作ろうと思っていたのかを切々と話すことに

よって、部下たちは迫田を工場長と改めて認めたのだクラッカー


譲原会長<岸部一徳>は

「私の作ったタクミ電機、私の手で幕を引くのだ爆弾


もう自暴自棄になっていたのを説得したのも矢作。


会長は自ら退任すると息子である社長に告げると、「父さん、僕も退任します」と。会長はなんと言ったと思いますか?


「こういう時は悪役が必要なんだ。それを

お前はやらなければならない」


「父さん、僕は社長時代の父さんがうらやましかった。

でも、もううらやむのは止めます。自分自身のやり方で


タクミ電機とライシェ社は大筋で提携に合意した、細かい詰めは

これからまだ先だが…。

メイドインジャパンとは、我々日本人自身なのだ!!!!


と大まかなあらすじをまとめて理解してもらえたかどうか。


なのに、放送終了したその日に「タクミ電機のモデルはどこの

企業でしょう?」とか、「結論は出されてない。視聴者に丸投げかよパンチ!

と言った書き込みがたくさんありました。


あくまで自分もいつそうなる身かもわからない、そう考えて

ドラマを楽しむことはできないのか。粗探しをしているとしか思えない。


社歌を2人で聴いていた迫田と矢作の姿は感動ものでしたよ。

迫田は中国に馴染めなかった妻と娘を事故で無くしていた。

唯一生き残った息子は母方の名字で矢作の娘に接近し、タクミ電機の

内情を探っていたのか?とも思っていました。

でもそうじゃなかった…。父親の気持ちを代弁したかっただけ。


タクミ電機の取締役、パッと見た限り20人近くはいましたよ。

会長が「私の退任に賛成の諸君は挙手」と言ったとき、誰も

手を挙げなかった。

それだけ譲原会長の存在は偉大だった。反面、会計以外の

取締役は意見1つも言えない無能な集団だと感じました。

1人の営業マンの矢作に意見を求めるのだから。

全部退任してもらいましょうDASH!DASH!


パソコンでは、1つの企業をサーチ検索してみると「幹部の若返りのため」や

「人事一新のため」と幹部の新・退任を見ることができます。

それをしない企業はいつまで経っても古い体質のままかも知れません。


○本航空のように『一時国営化』して、会社更生法を適用してもらい

2012年、再度上場した企業はマレです。

ここに登場したタクミ電機は、国からの助けを断られ倒産するならすればはてなマークと内々にお達しがあったのだから。


さて、あなたのあなたの夫や子供たちが勤めている企業は健全でしょうか…








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